
『楽園の友だち』
バハマのドルフィンサイトという観光地を舞台にして撮影が行われた。ここはマイアミの北東300km、グランドバハマ島の沖合30kmに広がる白い砂洲の浅瀬。最寄りの港フォート・ローダーデイルからドルフィンサイトまでは、陸地を見ることなく延々とクルージングをしていく。イルカの楽園への道のりはなかなか遠い。
三好に尋ねたところ、このバハマに行くきっかけとなったのはフランスの有名映画監督のリュックベッソン氏とのananでの対談がきっかけだと言う。リュックベッソン氏は映画「グランブルー」の撮影のためにバハマを訪れて以来、その美しさに魅了されたそうだ。
「私にとって、このバハマのドルフィンサイトは、太古には一つの家族だった人間とイルカが、再び一体となることが出来る場所として忘れられぬ場所だ。それはこの思い出の本に深く刻み込まれている。」このリュックベッソンの言葉は本写真集序文に書かれている。