
「HOETEL 楽園」
初めて「HOTEL」をテーマにした写真集。
この本の成功で、その後、三好和義の「ホテル」「宿」の本、というジャンルが確立してゆくことになる。
「HOTEL楽園オリエンタルリゾート」「ホテル楽園 世界旅行」そして、日本の宿を集めた「和の楽園」「楽園宿」まで。
初めての、このホテル本は、至福の楽園とも言うべきインドの「レイクパレス」から始まる。
インド・ウダイプール。マハラジャがマハラニのために作った白亜の宮殿。そこが「レイクパレス」ホテルだ。砂漠の中に人口の湖をつくり、そこに浮かぶ宮殿。妃のためにと、夢の空間を創造した究極の「楽園」。
この写真集は、ここを起点に世界中を旅する。インド〜スリラ
ンカ〜ネパール〜シンガポールー〜タイ〜バリ〜マルチニーク〜タヒチ〜ハワイなど。そして旅の最後はアフリカ・ケニア。
「ラッフルズ」「オリエンタル」「アマンダリ」「ロイヤルハワイアン」「ハレクラニ」など定番中の定番の名ホテルも登場。
解説は松山猛。
アートディレクション・奥村靫正